超音波検査

超音波(エコー)検査とは

人の耳では聞きとることが難しいとされる超音波を超音波検査装置から検査部位の表面(腹部・胸部など)に向けて発信し、体内の臓器や組織にぶつかった反射波(エコー)を受診、それを装置内にてコンピュータ処理することで、調べたい部位が画像化される検査です。
これにより病変が疑われる部位の診断などがつけられるようになります。超音波検査ではX線を使用しないため、放射線被爆を心配する必要はなく、苦痛が伴うこともありません。当クリニックでは、腹部超音波検査、胸部超音波検査を行っています。

腹部超音波検査(腹部エコー)

肝臓・胆のう・膵臓・腎臓など、腹部の臓器や血管に異常がないかどうかを調べる検査になります。検査を受ける前提条件として、まず絶食をした状態にする必要があります。
検査時は、検査台の上に仰向けとなって、腹部にジェル状のものを塗ります。そしてプロープと呼ばれる探触子を腹部に押し当て、臓器の画像をモニターで観察していきます。検査する部位によっては、横向きや座位になることもあります。また検査中は一旦呼吸を止めるなどの指示もあります。検査時間は15分程度です。